今回は山形県酒田市の楯の川酒造株式会社の【楯野川 純米大吟醸 清流】を呑んでみました。
酒田のお酒ってお隣の鶴岡の酒と似ていて米の旨みがしっかりと感じられるものが多いんですが、出羽富士と呼ばれることもある鳥海山の麓ということもあり、とにかく水が清らかなんです。
その水の良さが存分に活きているほんのり甘い辛口の酒が多い印象です。
伊達に「酒の田んぼ」と書くだけあるなと今更ながら思う次第でございます。
今回いただいた【楯野川 純米大吟醸 清流】も間違いなくその類の美味しい酒田っぽいお酒で、楯の川酒造のWebサイトでも「蔵を支える屋台骨的な存在のお酒です。」と紹介されているように、完全手作りで醸されたベーシックシリーズの一番人気の品です。
鳥海山から勢いよく流れ出る清流を思わせるような透明感の中に米と水の旨み、そして最後はキレがいい感じにまとめてくれる味わいです。
こだわりを感じるところ
酒米に出羽燦々を100%使用しているところも日本屈指の米どころ山形県のプライドを感じます。
そして精米歩合は50%、なかなかの削りっぷりです。
それでいて4合瓶の価格が税込みで1,925円!!
安すぎですよもはや!!
フルーティーな香りが感じられながらも、刺身・煮物・寿司・焼き物・揚げ物まであらゆる食事にマッチングできる人当たりの良さも備えているまさに優等生。
アルコール度数も14%とやや低くなっているため日本酒が苦手な方にもおすすめしやすいと思います。
【楯野川 純米大吟醸 清流】をサッカー選手に例えるなら
アルゼンチン代表のロドリゴ・ハビエル・デ・パウルですかね〜。
現在スペインのアトレティコ・マドリードに所属し、攻守ともに高いレベルでこなすことができる地頭の良い選手のデパウル。
2022年のW杯優勝にも大きく貢献しました。
見た目は結構いかついけれどプレーは華麗っていうギャップがあるのも【楯野川 純米大吟醸 清流】にちょっぴり似てるかな〜と思いました。
お試しを!