【純米酒 生酒 なまいき】を呑んでみた

山形の酒といえば全国的には十四代や出羽桜などが有名どころかとは思いますが、今回紹介します冨士酒造のある山形県の庄内地方の酒蔵の酒も実はとっても美味しいものが沢山あるんです。

その中でも日本海に程近い大山地区には酒蔵が密集しており、それぞれに特徴のある味わいの酒を創り続けています。

そこでまず今回は【純米酒 生酒 なまいき】を紹介したいと思います。

味わいの所感

夏にぴったりの酒ですね。

一口目で米の爽快さが口の中にサッと広がるような感じがしました。その後に米と水の旨みがジワ〜っと追いかけてくるようでした。

ラベルにも記載してありますが、「生意気」ではなく、「生」が「活きてる」という思いが込められているとのことで、確かに活きている酒が夏の風のように走り抜ける味わいがたまりません。

日本酒度は±0ということで、辛さはさほど感じませんが、かと言って後味が甘ったるいわけでもありません。

300mlで税込み488円というかなり良心的なお値段もありがたいところです。

蔵元が自らを「良心に恥じない手造りの古酒屋(こざかや)」と自負しているあたりも燻し銀のようで素敵です。

【純米酒 生酒 なまいき】をサッカー選手に例えると…

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元ベルギー代表のドリース・メルテンスですね〜。

現在はトゥルキエの名門ガラタサライで活躍するメルテンスは、2021年までは長い間イタリアのナポリで大暴れしておりました。

「小柄でありながらキープ力も高く、ボールを持っていない時も気が利いた動き出しでチームの攻撃を円滑に進める賢く、無理の効く選手」

というのが僕のメルテンスに対する印象です。

小さいながらもオールマイティな点がなまいきに通づるところがあると思い選ばせていただきました。

お試しを!

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