【綿屋 特別純米酒 美山錦】を呑んでみた

ど〜もOG3です。

今回は宮城県栗原市の金の井酒造さんの綿屋 特別純米酒 美山錦を紹介します♫

伯楽星・宮寒梅・日高見・阿部勘・浦霞…と銘酒ぞろいの宮城県ですが、その中でも私の推しが今回紹介します綿屋でございます。

綿屋は宮城県の県北に位置する栗原市に蔵を構える金の井酒造さんが造られているお酒で、その特徴を一言にするのなら分厚い味わいです。

今からおよそ100年前の大正4年 (1915) 、無類の酒好きであった創業者・三浦順吉は、自分が飲む酒は、楽しんで自ら醸したいという酒への溢れる思いから酒造りを始めました。

それ以来、食事のお供となる食中酒を極め続け、食事のお供として最高なお酒を追求し続けてきました。

まあ日本全国どこのお蔵さんもそうだと思うんですけで、金の井酒造さんのお酒造りへの姿勢ってすごいなあって思うんです。

食中酒としての日本酒は普通酒や本醸造酒美味しいんですけれど、やっぱり純米酒が最高だと思う、じゃあまずは米が育つ土が最高のものでなければならない。そのうえで良い米、水・麹・酵母とは何かを追求し自分たちの酒造りを綿屋というお酒にして表現していく。

なんかこれって粋ですよね?

そんな粋で乙なところが綿屋のお酒の分厚い味わいに滲み出ているのだなあと思います。

そう、綿屋のお酒ってなんだか味わいが分厚いんです

分厚い味わいはお米へのこだわりからもきていると思います。納得いく酒米を探し求めた末に見つけた徳島県産の阿波山田錦

山田錦といえば兵庫県産のものが最高級として認知されていますが、徳島県産のものも質が高く、何よりも綿屋が求めるお米にぴったりだそうなんです。

何年も宮城県から徳島県まで足繁く通い、米農家さんと契約を交わして今に至ります。そのほかにももう30年も農薬はおろか化学肥料も使っていない宮城県涌谷町の黒澤重雄さんが育てる亀の尾を使用するなどお米へのこだわりは目を見張るものがあるなと感じます。

その味わいたるや

前置きが長くなりましたが、ここからは【綿屋 特別純米酒 美山錦】を飲んだ感想を私見たっぷりに紹介します。

「綿屋を呑むならまずこれから」と知人におすすめされましたので素直に従ってみました。まず冷酒で味見してみますと、一口目からお米の旨みが口の中全体にゆっくりと広がっていきます。

まるで水面に大きめの石をチャポンと落とした時のように味わいの波紋が広がり先にできた波とそれを追いかけるようについてくる波が合わさって新たな波ができるように感じです。

ただ冷酒だと美山錦のすっきりとした味わいの特徴は感じられるものの、お米本来の味はまだ開いていないんじゃないかな〜という印象を受けましたので燗酒にしてみましたところ…これが大正解!

熱燗くらいにしますとお米のふっくらとした甘味が鼻・舌・ほっぺたの内側にパアッと広がり、思わず「これ美味いっすね〜…!!」と声にならない声が漏れてしまうほど美味しかったです。

このお酒は完全に燗上がりするお酒です。一度とびきり燗くらいに温めてからお好みの温度を探すのも乙かと思います✨

食事に合わせるなら煮物やおでんなどはもちろんのこと、豚キムチなどにも合うかと思います🗒️

【綿屋 特別純米酒 美山錦】をサッカー選手に例えるなら

懐の深さと技術・強さを兼ね合わせたこのお酒をサッカー選手に例えなら…元コートジボワール代表のヤヤ・トゥです。

FCバルセロナとマンチェスター・シティでレジェンド級の活躍をしたヤヤ・トゥーレ。

とりあえずあいつが中盤にいてくれるだけでなんとかなりそうな気がする

そんな気にさせてくれて実際そうしてくれる頼もしい選手でした✨

身長188cmとかなりでかいのに上手くて・速くて・強い、1人で2.5人分くらいの存在感が出ちゃってましたね〜。

そんなヤヤ・トゥーレのプレー集はこちらから⚽️

【綿屋 特別純米酒 美山錦】を呑んでいただけましたら「あ〜確かにヤヤ・トゥーレかも〜」と思うとか思わないとか。

お試しを!

それでは今回はこの辺で〜

最後まで読んでくれてありがとうございました〜

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